プラチナ（白金）の価値は
プラチナ（和名:白金）は、金同様に装飾品・工業原料として高い需要を持つため、ここ数年価格が高騰している貴金属です。
装飾品として利用される一方で、化学的に非常に安定しているという特性から触媒として自動車パーツなどに利用され、最近では活性酸素を還元する『抗酸化作用』を注目した化粧品や美容電化製品などにも利用されています。
これらの高需要から、金と同じく無価値になる事はないという見方がされており、その実物取引は『金と並ぶリスクの少ない投資手段』として高い人気を誇っています。
金よりも価値の高いプラチナ
プラチナはグラム単位価格が金の2倍程度であり、単純に比較すれば金よりも2倍の価値があると考えられます。
先述の通り、プラチナは装飾品として利用される他に、触媒として自動車パーツに利用されますので、自動車の生産が行われる限り需要がなくなる事はありません。
日本国内では自動車販売台数が頭打ちとなっていますが、途上国の発展により海外での自動車需要は頭打ちどころかますます拡大していると言われています。
プラチナの生産量は金の1/30以下となっており、その点もプラチナの価格上昇の一因となっていると考えられます。
プラチナは金に比べると価格変動が大きいですが、それでもプラチナの保持は「安定した資産の保持」と言えるでしょう。